1979-04-25 第87回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
戦後最大ともいえるエネルギー事情の激変期におけるわが国石炭業界のため、思い気った対策を講じていただきたいことを、私ども鉄鋼業界からも重ねてお願い申し上げ、私の陳述を終わらせていただきます。
戦後最大ともいえるエネルギー事情の激変期におけるわが国石炭業界のため、思い気った対策を講じていただきたいことを、私ども鉄鋼業界からも重ねてお願い申し上げ、私の陳述を終わらせていただきます。
私ども鉄鋼業界といたしましては、新石炭政策の趣旨にのっとりまして、今後とも国内炭の価格の改定に応じてまいる所存でありますが、石炭鉱業の赤字もようやく解消しつつある今日、輸入弱粘結炭価格と国内炭価格との間に存在する価格差は漸次縮小する方向で、価格改定のルールが運用されまするよう御指導いただきたいと思う次第でございます。
しかしまた、それだけでいいのだろうか、やはり国際収支の面その他の面から、国にある資源というものは温存していったほうが終局的には何か利益につながるのじゃないだろうか、まあ私ども鉄鋼業界は比較的そういう考え方を持っておったわけでございます。
しかしながら、また一面、さなきだに資源の乏しい日本といたしましては、国内資源を有効に活用することを必要とすること、これまた当然のことと存じますので、私ども鉄鋼業界といたしましては、第五次対策の趣旨にのっとりまして、国内炭の価格を、輸入弱粘結炭の価格変動額にスライドして設定することを約束しておりますので、原則として、今後もこのルールに従いまして、その範囲内におきまして国内炭の価格引き上げに応じてまいる
次に国内原料炭についてでありますが、私ども鉄鋼業界はこれまで国内原料炭の引き取りについては、やはり何とかして外貨を使わないで済む分につきましては、国内を取りたいという意味で積極的に協力してまいったつもりでございます。しかし先ほど申し上げましたように、鉄鋼業の伸びに比べまして供給力に限界がございますため、その配合割合は年々低下いたしております。
私ども、鉄鋼業界の混乱から、ひいて日本全体の産業に混乱を来たすようなおそれがあるときには、それはまた私のほうからも何か指示をするという必要はある、こう思っております。
また、そういうふうに私ども鉄鋼業界から聞いておるわけでございます。ただ鉄鋼業界におきましてもまた、具体細目等につきましては、実施面におきましていろいろな意見がまだ残っておるという段階でございます。 それからなお鉄につきましては、これを受ける一つの基本的態度として、つまり炭価値上げに応ずるということの一つの条件として、御承知のように、原料炭の需要は今後相当ふえてまいります。
特に私ども鉄鋼業界といたしましては、日中第四次協定というものを背景にして向うと用談しようというのでなく、その前に行って協定いたしたものでありまして、その四次協定自体が直接鉄鋼協定に関係があるとは考えないうちに締結されたわけでありますから、こういう日中協定をどうしたらいいか、それを推進するものとして議連あるいは組合はどうすべきかということについて、もう一ぺんよく考えなければいけない問題でありますので、
これにつきまして私ども鉄鋼業界に意見を徴しました。鉄鋼業界はいろいろ相談しまして、これに対する意見を私どものところに持つて来ることになつております。今まで聞いておりました段階では、大体渡辺鉄鋼連会長にこの問題を一任されたというふうに聞いておりますか、まだ正式に渡辺会長から私のほうに意見を申して来ておりません。